民王 シベリアの陰謀

待っていた池井戸潤氏の新作で、民王シリーズとして約10年振りの新作となった。

前作も民主党政権菅首相と当時に合わせた皮肉な内容の作品だったが、
今回はコロナウィルスがテーマ。

単なるコロナウィルスだけでなく、最近のSNS等で日本全体で一点集中で徹底的にバッシングする良くない風潮についても大いに皮肉っていて痛快な内容だった。

何かに反対・バッシングする風潮も何らかのウィルスが原因であって、ワクチンや予防薬ができるとよいのだが。

 

でも、やっぱり池井戸潤氏にはビジネスをテーマにした新作を願う。

★★★★☆