トヨタの会議は30分

タイトルのように単に会議を短くしましょうという単純な本ではなかった。
会議を30分にするということは一例であり、爆速で超効率的に仕事を進めるための仕事術からコミュニケーション力、心構えがトヨタという日本一の会社の実例をもとに書かれている。

たった200ページくらいのボリュームではあるが、中身が濃い良書だった。

★★★★★

 

amazonのすごい会議

4月からの新しい組織では、毎日が多くの会議が入っている。
一日中が会議で終わってしまう日もあるくらいで、何とか現状を変えたいと思っていた。
Kindle Unlimitedの試し中に真っ先に読んでみたもの。
いくつかは実践してみたい。

★★★★☆

 

看守の流儀

久しぶりに面白い作家に出会った。

年齢がかなり近く、出身大学も同じ。

物語の舞台も自分の住む町となれば、感情移入しないはずがない。

そんな私情を差し引いても、よく練られたストーリーだと思う。

最後はかなり驚き、いろいろ納得する。やられた。

★★★★★

 

 

清明 −隠蔽捜査8−

神奈川県警の刑事部長に異動しての新シリーズがスタート。

原理原則を守りつつも、少し組織の文化にも柔軟に対応しようとしているあたりが竜崎が変わってきたところか。

大変好きなシリーズだけに、マンネリ感が残念。

かと言って、大きく変わっても困るのだが。

★★★☆☆

 

ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告

自分自身は直接的にはこのシステムには関わっていないけど、そんなに遠くはないと思っている。

昔とは違い、どんな企業でもITシステムは根幹を担うものになっており、経営陣も最優先に取り組まないといけないもの。

みずほ銀行はその優先順位を見誤り、ITベンダー任せ、システム運用の軽視につながったんだろうか。

 

自分自身も4月から所属が変わって、システム開発だけでなく、運用にも責任を持つ部署になった。
システムを作って終わりではなく、運用開始からが大事だということを改めて認識し直した。

 

★★★★★