物理的な厚みは薄めではあるけれど、クラウドネイティブセキュリティについて、技術的な部分だけでなく、体系的に書かれているところが非常によい。
本書だけを読めば理解できるわけではないが、規格や法制度が整理されて説明されているので、本書を基点に勉強しやすい。
(もう少し値段が高くても良いから、内容を深堀りしてほしかったが。それが星一つマイナス。)
★★★★☆
在宅勤務が始まって約2年。今ではほぼテレワークとなり、自宅にいることが多くなった。
これまでは、子供が使っていた部屋にパソコンを持ち込んで仕事していたが、子供も結婚して巣立っていったので、子供部屋を自分の書斎に改造することにした。
子供っぽかった壁紙を張り替え、壁一面の本棚を導入することに。
超有名なマルゲリータもあるければ、今回選んだのはOSAMARUという本棚。
四隅の棚までしっかりと収納に活用できることがポイント。
(材質、サイズはほぼ同じ)
タテ7コマ×ヨコ7コマ、奥行き350mmの本棚を選択。
高さ2400mmはちょうど天井高のため、3センチカット+R加工。
幅は2395mmでほぼ部屋にジャストサイズ。
妻と二人で組み立て開始。
壁紙を張り替えたばかりだったため、部屋のサイズにギリギリの組み立てにはかなり慎重になった。
約2時間で組み立て完了。
六角レンチを使って簡単に組み立てることが可能。
ただし、ボルトの締めすぎには注意。
大きいため少しの歪みが狂いを生じ、最後の床板をはめるのに苦労する。
家の中に散らかっていた本やCDを収納しても、まだ余裕あり。
これからの一生、本棚には困らないのではないか。
伊坂さんの作品には、軽妙な語り口と痛快なストーリーを期待してしまう。
しかし、本の紹介を見る限り、期待するものではなさそうだったので、遅くなってしまった作品。
今回、文庫化されたので手に取ってみた。
悲しい作品なんだろうと読み進めると、最初から悲しすぎる。そして、結末もやっぱり悲しい。
しかし、どこかホッコリする気持ちにもなれる不思議な物語だった。
文庫本化にあたり、ストーリーもマイルドになってるようだから、全体的に悲しいのに、読後感は悪くないんだろうなぁ。
さすが伊坂作品。
★★★★☆
iPad mini6の最大の購入目的はこれらのノートをデジタル化すること。
GoodNotes5はよく出来たソフト。これで1000円は安すぎる。
久しぶりの横山秀夫作品となった。
単行本発売時には、横山秀夫氏得意の警察ものではなかったこともあり、躊躇していた。
さらに、1年前にNHKにドラマ化されたときには、映像を先に見てしまうことが嫌だったので、録画だけして見ずに放置してあった。
今回、単行本化されたこともあり、この年末年始の読書の楽しみとなった。
単行本で約540ページの大作。
予備知識なく読み始めたこともあり、どのようなテーマなのか、どんなストーリーなのかが全くわからないままのスタートとなった。
正直なところ、最初の300ページくらいはなかなか読むスピードが上がらず、辛かった。
これだけ期待しているし、久しぶりの横山秀夫作品なんだから、絶対に面白くなるはずと思いながらも、なかなか盛り上がらない。
しかし、残り200ページくらいでようやく盛り上がりをみせはじめ、一気にラストまで読み切る面白さを見せた。
最初の我慢の部分は、最後の盛り上がりの布石がたくさん散りばめられているから、ちゃんと読まないといけないんだろうけど、本当に諦めかけたところもあったので、星は一つ減点。
★★★★☆