2012-01-01から1年間の記事一覧
今まで読んでいなかったことを後悔する本はいくつかあるが、この本もそうしたもの。 1996年に起きた『桶川ストーカー殺人事件』である。 埼玉県警が被害者のストーカーの訴えに真面目に対応せずに、殺害されてしまった。 これをキッカケにストーカー防止法が…
IBMを復活させたCEO ルイス・ガースナーの信念は強い。 今のIBMはしっかりとしたコンセプトを掲げて業界をリードしているイメージがあるが、 一昔前の巨大企業IBMは実に官僚的で硬直化したものだったということだった。 その企業をここまで変革することは並…
昨日の夜から外は静かだったけど、今朝、目が覚めると外は真っ白。 さすがにビックリするくらいに雪が積もっていた。 タイミングもよいホワイトクリスマスに。 ロマンチックなことはなく、ホテルのバイキングで腹いっぱいになるまで食事。 食べ過ぎた...。
福島第一原発事故に関する門田隆将さんの著書。 これまで実はあまり語られることのなかった福島原発の現場で何が起こっていたかが明らかにされう。 吉田所長をはじめとした現場の方々の強い責任感による行動には頭が下がるばかりだ。 自らも、そしてご家族も…
娘(次女)の中学校吹奏楽部のアンサンブルコンテストを観てきた。 結果は残念ながら(?)、銀賞だったけど、次の大会にも参加できるらしい。 おめでとう。 演奏内容の良し悪しは僕にはわからないけど、最近の娘には感心させられていた。 先輩が抜けた後には部…
正確なタイトルは『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』。 2025年にはどのような世界になっていて、私たちのワークスタイルがどのように変わっているのかを予想。 そのときに、私たちに求められる能力を示してくれている。 …
品川から天王洲アイル駅に向かって運河沿いを歩いていく道が好き。 東京は晴れて綺麗な夕方の空だけど、金沢はもうすっかり冬。
KOKONさんのレザーソールのプレーントゥー。 レザーソールということで気を使いすぎなのかもしれないが、つま先部分のソールの減りが早かったので、補強してもらうことにした。 1,500円なり。 本当は相談しに行っただけだったのだが、マスターから 「気にな…
OMEGA SEAMASTER。 リューズがロックできなくなるというトラブル発生。 時間と日付を合わせた後に、リューズを押し込んで締めたところ、空回りしてしまい非常に嫌な感触があった。 1996年に購入後、2003年にオーバーホールを行なった後には何もメンテナンス…
やっぱり池井戸潤さんの作品は期待を裏切らない面白さがある。 定例会議、環境会議、計数会議、編集会議、連絡会議、役員会議、御前会議、…。 物語にはたくさんの会議が出てくる。 確かに会社の中にはいろんな会議があるなぁ。最近では随分と少なくなったと…
映画化されるとのことで、映像になる前に読んでおくことにしたもの。 東野圭吾さん得意のDNA・脳関係の作品なんだろうなぁという程度にしか考えずに読み始めた。...。 500ページ近いボリュームはあるが、すぐに読んでしまえる。 そんなに時間をかけて読むと…
せっかく晴れていたので、フラっと兼六園に行ってみた。 ほぼ紅葉も終わっていて葉っぱは落ちている。雪吊りがメインかな。 今週末はライトアップもしているが、疲れることを考えて昼間に出かけてしまうことが年をとったと感じる部分。 当然ながら、娘たちは…
朱鷺の台カントリークラブ 眉丈台コース。 どんよりした曇り空で、時々雨が降るようなあいにくの天気。 ついに北陸の冬らしくなってきたと感じる。 さすがに眉丈台はミズノオープンが開催されていたチャンピオンコースだけあって難しい。 でも、この季節でも…
予想通り今週のゴルフは雨の中だった。 完全な仕事関係のゴルフコンペ。 金曜日夜に最終便の飛行機で東京から戻ってきて、 朝の6時過ぎにはホテルにお偉いさんのお迎えに行って、1組目でラウンド。 昔はゴルフは完全にプライベートな友達としか行かなくて、 …
金沢はこのところ雨ばかり。北陸の冬らしい天気が続いている。 そんな中で今日だけ天気が良く、ゴルフだったことが幸せだ。 加賀芙蓉カントリー倶楽部は難しいけども、コンディションは良いので好きなコース。 モミジも綺麗に色づいていて、今年の紅葉狩りに…
蓮池薫さんは相当な自問自答を繰り返して、本書の出版に至っていると思う。 僕達なんかは、もっと拉致問題のことを発信して北朝鮮に圧力をかけた方がいいのではないかと安易に考えてしまうのだが、 そういう単純な行動によって、残されている被害者の方々や…
ノラ・ジョーンズが金沢にやってきた。 何ヶ月も前からチケットを先行予約で確保して、楽しみにしていたライブ。 会社を4時頃に切り上げて、本多の森ホールに急いだ。 ノラ・ジョーンズは1時間半くらいのパフォーマンスだったが、最高だった。 最新アルバム…
チームの若者達が頑張ってくれたけど、残念ながら1勝1敗。 前期戦と合わせると、今年は4勝1敗でリーグで2位。 オーダー次第では勝てた試合だったけに、久しぶりの1位になれなくて残念。 でも、真っ向勝負のオーダーだったから、これはこれで良し。 昇格する…
待ちに待った横山秀夫氏の新作。 今回の主人公はD県警 広報官 三上。 なぜ警察小説なのに広報官なのかと思うところだが、横山秀夫氏が描く人間模様はやっぱり素晴らしい。 三上が元刑事と警務部、上司と部下、夫と父親、様々な立場で苦しんでいる。 その描写…
本田宗一郎さんは私が最も尊敬している方の一人。 なので、本書に書かれている事実、逸話はほとんど既知のものだった。 そうではあるのものの、一つ一つのエピソード、手記を読んでいくのはすごく楽しい。 最後まで読んでから、すぐにまた最初から読み直した…
テロによってヨーロッパで大停電が発生するパニック小説。 約2週間に渡って、電力という生活の基盤を奪われたとき、我々の生活はどうなってしまうのか。 電気がないと、水道、交通、食料などあらゆるものが滞ってしまう。 急に100年前に戻ったかのような生…
佐々木譲氏の『うたう警官(笑う警官)』で背景にもなっていた事件。 いわゆる「稲葉事件」。 北海道警の裏金、現職警官による拳銃不法所持、覚醒剤密輸・使用という大きな事件であり、 警官による告発や北海道新聞と道警の癒着問題などに繋がっていく。 し…
尖閣諸島問題、竹島問題と大きな政治的な問題となっている今の時点では理解しておくことと考え、読み始めた。 本書はどちらかというと北方領土問題に重点を置いて書かれている。 今最も熱い尖閣諸島についてはわずかな内容しかない。 しかし、これまで日本が…
『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』に続く、ロバード・ラングドンのシリーズ第3作。 文庫化されたので、早速読んでみました。 今回もフリーメイソンの秘密を題材とした傑作だと思う。 読み始めたらページをめくることが止まらなくなる。 文庫本では上…
橋下大阪市長は人気がすごい。 ただ、突然、何を言い出すのか、何をするのかわからないので、怖い存在でもある。 自民・民主の国会議員を巻き込んだ最近の「日本維新の会」結党騒動も怖いものを感じていた。 行動力は強力であるが、それが正しい方向なのかど…
弟が新車を購入。 申し訳ないが、基本的に僕は軽自動車には興味がない。(安全性の面から) ただ、これは良いと思った。 室内は広いし、質感も非常に高い。ホンダは内装がうまくなってきたなぁと思う。 エンジンも軽く回るし、十分に走る。 このツートーンカ…
地元の秋季大祭。獅子舞。 獅子方の若い衆が少なくなり、平均年齢がどんどん上がっているが、奇跡的に獅子舞は継続されている。 僕は地元を離れてしまっているので、お祭り当日に騒ぎに行くだけなのだが、 地元のみんなは準備をしたり、当日に段取りしたり、…
日本のバブル崩壊から、リーマンショックによる世界の経済の恐慌までを、 格付会社を主役にして描く小説。 小説といっても、実名も多く登場に、おそらく9割以上は本当のことなのではないか。 証券化に関しては、多くの専門用語が飛び交うので、僕のような経…
随分前に読み終わってはいたのだが。 勉強のために読んではみたものの、あまり感銘を受けることはなかった。 まぁ学問として色々な考え方を語ることは良いと思う。 ただ、誰の立場で何を重視するかによって何が正義かは異なるもの。 大学生の時に一般教養で…
道尾秀介氏の作品は、最後には必ず驚く結末が待っているから面白い。 何も考えずに読み進めていても面白いのだけど、それは伏線の数々にすぎない。 最後にそれらが線として繋がってビックリさせてくれる。 ありがちな結末の小説に慣れてきたところだったので…