道尾秀介氏の作品は、最後には必ず驚く結末が待っているから面白い。
何も考えずに読み進めていても面白いのだけど、それは伏線の数々にすぎない。
最後にそれらが線として繋がってビックリさせてくれる。
ありがちな結末の小説に慣れてきたところだったので、久々の道尾作品に満足だった。
この作品は映画化されるらしいが、ちょっと難しいんじゃないかなぁと思うけどなぁ。
★★★★☆
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
- 作者: 道尾秀介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/15
- メディア: 文庫
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