尖閣諸島問題、竹島問題と大きな政治的な問題となっている今の時点では理解しておくことと考え、読み始めた。
本書はどちらかというと北方領土問題に重点を置いて書かれている。
今最も熱い尖閣諸島についてはわずかな内容しかない。
しかし、これまで日本がどのように外交を通して問題解決に向けて努力してきたのか、
また、過去にどのような過ちがあったためにこのように問題化してしまっているのかを学ぶことができる。
軽々しく論じることができないテーマではあるが、日頃のテレビやネットのニュースからは見えない側面を理解できると思う。
少なくとも北方領土、竹島に関する私の認識は浅かったということがわかっただけでも良い発見だった。
★★★★☆
日本の領土問題 北方四島、竹島、尖閣諸島 (角川oneテーマ21)
- 作者: 保阪正康,東郷和彦
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: 新書
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