業務クライアントとしてMacを採用。

銀行さんの業務クライアントと言えば、Windows PCか昔から残るメインフレーム用端末がほとんどで最近でこそLinuxを選択するところがでてきたかもしれない。
そういう状況と思っていたが、あおぞら銀行さんがWindowsからMacに移行しようとしているらしい。
MacというOSには偏見があって、銀行のような業務には使えるとは考えられなかったが、そうではないということに驚きを感じる。最近では業務アプリケーションもWebベースで構築されることが多くなっておりクライアントのOSには依存しない。しかし、レガシーなシステムや業務アプリケーションを本当にMacに移行しようとしているのだろうか。もしも、現実に完全にMacに移行できるということであれば、我々もMacでの製品開発というものを早急に具体化する必要があるだろう。
というのも、『今後は、シングルサインオンやなどアイデンティティ管理に一層力をいれていく方針』とあるが、このような製品でMacをサポートしているものはほとんど見たことがないためだ。特にIdentity管理製品についてはWindowsUnixベースのサーバOSやデータベースなどを対象にするものが多く、Mac OS Serverをサポートしている製品は僕は知らないし。