24 SEASON4 感想。

楽しみにしていた24 SEASON4が終わってしまった...。
ネタバレだけど、感想を。

  • 観る前までは本当にこれまでの中ではジャック・バウアーしか出演しないのかと思っていた。でも、後からクロエ、トニー、ミシェル、パーマー、マイクなど重要なプレイヤーが登場。やっぱりSEASON4もこれまでの24をちゃんと観ていないと人間関係がわからないので、楽しみ半減。
  • ちょっとSEASON1〜3までとは違った印象の結末だった。これまでは事件解決して即終了というパターンだったけど、SEASON4は事件解決後のジャックに時間が使われていた。これはSEASON5への布石なのか、それとも完結を意味しているのか。
  • SEASON3でのジャックは、職務のため、国のためには個人の命は軽いとばかりに冷酷な行動ばかりで後味が悪いと言う意見が多かった。今回もジャックは個人よりも国という意思には変わりないがその決断前・後の彼の葛藤、人間の弱いところもちゃんと表現されていたところが良かった。そういう表現があることで、「ジャック、それは仕方ないよ」と心の中で何度も思ったものだ。
  • トニーとミシェルの恋物語が少しずつ散りばめられていたところは○。事件ばかりで暗くなるところを二人の恋でなごんだ。
  • この物語はどうアメリカは捉えているんだろう。テロが阻止されたことで拍手喝さいなのだろうか。しかし、このテロリスト、マルワンはいつ現れても仕方ない状況ではないだろうか。マルワンの目的・背景はまさにイラクなどに対するアメリカの内政干渉を批判するものである。そういったことをアメリカ人がちゃんと認識してドラマにしている。どうも複雑だ。

「24 SEASON5」はいつ?