Hotfix/パッチ。

仕事用の新しいノートPCにはメモリを1.5GB積んである。(本当は2GB欲しかったが、予算上1.5GBという中途半端な容量に。しも、デュアルチャネル対応なのに1GB+512MBと違うサイズのメモリを2枚挿しちゃったし。)
こんなにメモリを搭載しているのに休止状態にすると、「システムリソースが不足するため API を終了できません。」といって休止できないという症状が頻発していた。まぁ、"システムリソース"はメモリとは違うけど、メモリもハードディスクも空き空きなのに不思議な感じがしていた。しばらくは無視していたがさすがにノートPCなのに休止状態にできないのは非常に不便である。
で、なんとなくググってみたらWindows XPのバグということが判明...。こんなことならもっと早くググっておけば良かった。休止できないという症状もひどいが、全然対処できないエラーメッセージというのもひどいバグだと思う。

(せめてちゃんと訳したサイトにして欲しいし...。)

いろいろなサイトを覗いてみていると、このバグに対するHotfixは当初はサポートに電話しないと入手できなかったようだ。どうも最近になってようやくWebサイトからダウンロードできるようになったみたい。Windows Updateでも入手できないHotfixはちょっと困る。

しかし、Hotfix/パッチを適用すると、さらに動かなくなるというのは本当にどうしようもない。
最近、とにかくいろいろなところで騒がれているMS06-049パッチを適用するとファイルが壊れてしまうというものはどうしようもない。『Windows 2000 SP4+MS06-049 パッチ (920958)』で『NTFS圧縮を使っている』という場合であるが、こういう環境はまだまだ現役でたくさんあるはず。Windowsが動かなくなるくらいならまだマシ(?)だが、ファイルを壊すというのは何たることか。

最近は仕事でも某大手外資系ベンダーの製品の品質の悪さとサポートの悪さに辟易していたところ。
日本のベンダーだと絶対にありえないようなレベルダウンを見つけることもできずに出荷してしまったり、それの対応も遅く悪気もないところが腹立たしかった。
そんなに日本と海外では品質に対する考え方が違うのだろうか...。
日本のソフトウェア・ベンダーの中でも出荷前のテストが不完全なところもあると思うけど、だいたいどれくらいやっているんだろうか。タイムリーに製品を出荷することと、テストに時間をかけて品質の高い製品を出荷することは相反するところではあるだろうが、お金を支払っていただく以上、ちゃんとした製品を出荷する義務がベンダーにはあるはずだ。