今更ながらハウスメーカーについて考える。

我が家が建って早2年。先日、2年点検があったことは既出のとおり。
その2年点検の直後に突然、ダイワハウスでお世話になった店長さんが家に来られた。本当に久しぶりだったのでビックリしてしまった。近くに来られたついでに寄ってみたということだったが、本当かどうかはわからない。
ダイワハウスの営業の方にもよく寄っていただくのだが、「何かご不便な点はないですか?」といつも聞かれる。その都度、僕達は「全然ない、困っていない」という答えをする。何か僕達が鈍感なのか、もっとあら探しをしなければならないのかなんて考えてしまうけど、本当に特に困っているところがないのだから仕方がない。


話は変わって、我が町内ではどんどんと新しい家が建築中だ。我が家の後ろにも2軒も並んで建築中。
実はこの2軒を建てているハウスメーカーが良くない。職人さんたちの態度が一番よくないのだが、そういう二流・三流の職人を使うというところがハウスメーカー工務店の責任だと思う。
何が悪いって、こんな感じ。

  • くわえタバコをしながら働く若い職人。
  • 僕の家の前の小さな川に立ちしょんべんをするじいさんの職人。

常識的に考えて、普通じゃ考えられないのだけど...。そのジジイを見たときにはさすがに僕もカチンってきてしまい、「オイ、オイ、オイ〜〜!!」って怒ってしまった。大人げない。
職人たちにとっては一時的な職場でしかなく、家が建ってしまったり、自分の担当の工程が終了すれば、次の現場に移動するから、周りの人間がどのように感じているのかなんて関係ないのだろう。しかし、僕達からみると当然ながらそこの家は非常に印象が悪くなってしまっている。まだ施主さんの顔を見たこともないのにである。

こういうハウスメーカーって本当に施主のことを考えてはいないのだろうと思う。また、施主さん自身も建築費を安くすることしか考えていないなど、家を建てるということ、そこの土地に生涯住んでいくということの意識・責任が希薄なのではないかと思う。


そこで、最初に書いたダイワハウスの件に絡んでくるが、家は建てるまでではなく、建ててからの方が大事。
工事のときもマナーとルールでやってくれること、建築後もしっかりとアフターフォローをしてくれること。はっきりいってダイワハウスで家を建てることは安くはない。(積水ハウスとかもミサワホームとかも同じ)でも、いくら安く家を建てることができても、住んでから住みやすくない家ではどうしようもないでしょう。
僕達はどの家がどこのハウスメーカーで建てたかをしっかりと憶えている。申し訳ないが、そういった色眼鏡を通して家主さんを見てしまう。


ハウスメーカー選びは慎重に。家を建てるだけのお金ではなくて、いろんなことを考えないと。僕はダイワハウスの回し物でもないし、宣伝料をもらっているわけでもない。ダイワハウスだけじゃなくても、しっかりと工事現場の末端にまで教育が行き届き、責任を持てるハウスメーカーを選択することを訴えたいだけ。