GmailのIMAPサポートを機に。

先週アナウンスがあったが、GmailIMAPがサポートされた。
10月25日(木)に一部のアカウントのIMAPサポートが発表されて、11月2日(金)には全アカウントでのサポート完了が発表された。膨大なアカウント数があるにも関わらず、これだけ素早く対応できるというのも今更ながらにGoogleの凄さを感じたものだ。


僕も以前からGmailのアカウントを持っていたが、従来のメールアドレスがあったので移行できずにいた。
また、Gmailはサーバ側に大容量のディスクスペースを提供してくれるということが売りなのだが、それをPOP3でPCに持ってくるということは、あまり面白くないなぁ〜と感じていたので。
それが、今回のIMAPサポートによって一変したと思う。
これまでのWebインタフェースだけでなく、普段使っているメーラ(当然IMAP対応)からGmailのサーバにあるメールが読めるということは非常に便利になることだ。


ということで、これを機に僕もGmailに移行してみることにした。
とりあえずは、従来のメールサーバからGmailのアカウントに転送するように設定。
そして、GmailIMAPを有効にしようと思ったのだが、使用言語を日本語にしたままではIMAPのメニューが表示されないということを知らずに、いろいろと焦ってしまった。
ちゃんとINTERNET Watchさんの記事に書いてあったので、よく読めばわかることを...

GmailIMAPを利用するには、設定画面から使用言語を「English(US)」に変更する必要がある。これは日本のユーザーには大きな問題となるが、Gmail公式ブログの発表によると、「数週間以内に」すべての言語でIMAPをサポートするようになるとしている。

デフォルトではIMAP4は有効になっているようだった。
IMAPのポート番号やSSLの設定などは、次のGmailのHelp Centerを参考にした。ここはまだ日本語化されていないようであるので注意。


ただし、やっぱり完全なプライベートな情報であるメールをGoogleという1つの私企業に預けてしまうということに、何やら納得できないことを感じずにはいられないのだ...。
便利なことだからGmailを使おうとしているが、倫理上、これは本当にアリなのだろうか?