先週アナウンスがあったが、GmailでIMAPがサポートされた。
10月25日(木)に一部のアカウントのIMAPサポートが発表されて、11月2日(金)には全アカウントでのサポート完了が発表された。膨大なアカウント数があるにも関わらず、これだけ素早く対応できるというのも今更ながらにGoogleの凄さを感じたものだ。
- [INTERNET Watch] 「Gmail」でIMAPのサポートを開始
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/25/17297.html - [INTERNET Watch] 「Gmail」のIMAPサポート、全アカウントで完了
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/11/02/17390.html
僕も以前からGmailのアカウントを持っていたが、従来のメールアドレスがあったので移行できずにいた。
また、Gmailはサーバ側に大容量のディスクスペースを提供してくれるということが売りなのだが、それをPOP3でPCに持ってくるということは、あまり面白くないなぁ〜と感じていたので。
それが、今回のIMAPサポートによって一変したと思う。
これまでのWebインタフェースだけでなく、普段使っているメーラ(当然IMAP対応)からGmailのサーバにあるメールが読めるということは非常に便利になることだ。
ということで、これを機に僕もGmailに移行してみることにした。
とりあえずは、従来のメールサーバからGmailのアカウントに転送するように設定。
そして、GmailのIMAPを有効にしようと思ったのだが、使用言語を日本語にしたままではIMAPのメニューが表示されないということを知らずに、いろいろと焦ってしまった。
ちゃんとINTERNET Watchさんの記事に書いてあったので、よく読めばわかることを...
GmailでIMAPを利用するには、設定画面から使用言語を「English(US)」に変更する必要がある。これは日本のユーザーには大きな問題となるが、Gmail公式ブログの発表によると、「数週間以内に」すべての言語でIMAPをサポートするようになるとしている。
デフォルトではIMAP4は有効になっているようだった。
IMAPのポート番号やSSLの設定などは、次のGmailのHelp Centerを参考にした。ここはまだ日本語化されていないようであるので注意。
- Gmail: Help Center
https://mail.google.com/support/bin/topic.py?topic=12760 - Supported IMAP Client List
https://mail.google.com/support/bin/answer.py?ctx=%67mail&hl=en&answer=75726 - Thunderbird 2.0
http://mail.google.com/support/bin/answer.py?answer=77662
ただし、やっぱり完全なプライベートな情報であるメールをGoogleという1つの私企業に預けてしまうということに、何やら納得できないことを感じずにはいられないのだ...。
便利なことだからGmailを使おうとしているが、倫理上、これは本当にアリなのだろうか?