いやいや、ビックリした!!
これは確かに読み始めたら止まらなくなるわ。うんうん。
本屋で平積みしてあったので、何気なく買って読み始めただけなのに。
どうして蜘蛛なの?
え、トカゲだったの? 猫だったの?
こんな展開の小説は初めて。
かと言って、無理やり感はあまりなく、現実の世の中とリンクしている。
親と子の悲しい関係、友達との関係、先生と生徒の関係など、現実もこんなところあるだろうなぁ。
非常に悲しい物語。
で、最後に残った疑問。
S君の名前は何だったのか?
お父さんとお母さんはどうなったのか?
長い影が1つだったということは人間は一人だけだったということか?
★★★★☆
- 作者: 道尾秀介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/07/29
- メディア: 文庫
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