向日葵の咲かない夏

いやいや、ビックリした!!
これは確かに読み始めたら止まらなくなるわ。うんうん。


本屋で平積みしてあったので、何気なく買って読み始めただけなのに。


どうして蜘蛛なの?
え、トカゲだったの? 猫だったの?


こんな展開の小説は初めて。
かと言って、無理やり感はあまりなく、現実の世の中とリンクしている。
親と子の悲しい関係、友達との関係、先生と生徒の関係など、現実もこんなところあるだろうなぁ。
非常に悲しい物語。


で、最後に残った疑問。

S君の名前は何だったのか?
お父さんとお母さんはどうなったのか?
長い影が1つだったということは人間は一人だけだったということか?


★★★★☆

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)