24 SEASON3を全部観て...

11月からレンタルが開始された24 SEASON3ですが、12月22日にVol.11,12がレンタルされて、ようやく全て見終わりました。
本当にこれが24時間の間に起こったことなのかというほど、事件が次々に展開していき、あいかわらず息をつかせぬ内容でした。
SEASON3は確かに面白かった。でも、SEASON1、2と比べるとどうなのかなぁ。個人的には全編を通して“やり過ぎ”感を強く感じてしまって逆に冷めてしまっている自分に気づいた。

以下、24 SEASON3を観た私なりの勝手な感想を書きます。ネタばれを含むので、一応stealthにしておきますが、まだSEASON3を全部観ていない方は飛ばした方がいいです。



  • はっきり言って、SEASON3のジャックはやりすぎだったですね。SEASON1から正義感が強く自分の考えを貫き通すというポジティブだったイメージが、今回は“自己中心的”・“わがまま”のようにネガティブなイメージに変わってしまったように感じます。
    • あそこでシャペルを撃っちゃうの?それもためらいもせずに...
    • 最後にチェイスの手首をオノで切り落としちゃうの?これまたためらわずに...
  • 24には欠かせない重要人物が死んでしまっていいのか? SEASON4はどうなっちゃうの?
    • ニーナ。SEASON1からのキーマン。今回もやっぱり登場してくれたが、ジャックに殺される。でも、首の静脈を切っておいて、手術中に逃げるという設定は無理がありすぎたか。
    • シャペル。名脇役だったCTUの上司。ストーリ的にもかわいそう過ぎる死に方だった。人としての尊厳までを傷つけるかのような、あのシナリオには納得できない。せめて、SEASON2のメイソンのような死に方をさせてあげたかった。
    • シェリー。今回も期待以上の悪役を演じてくれていた。シェリーが何かしでかしてくれると、こっちも『やっぱりシェリー来た〜!!』って感じだった。次はでないかと思うと、寂しいな。
  • ミシェルがウィルスに陰性で助かったのには、うれしかった。でも、すぐに捕まって人質になってしまうし...
  • トニーが国家反逆罪で懲役刑には納得できず。SEASON1、SEASON2のジャックはどうだったのか。
  • それにしても、CTUのコンピュータシステムはすごすぎ。こんな職場ってあるのかな。NSA(アメリカのNational Security Agency/国家安全保障局)くらいだったら、世界中を監視できたり、暗号もすぐに解読したりしちゃいそう。DELLのPC欲しくなった。後、黒のFORD EXPLORERも。

最後にジャックが車の中で一人になったときに泣いていたのには、感動。
それまで、鬼のような形相と決断で事件を解決に導いたけど、やっぱりすごい重荷を背負っていて、つらかったんだということが表れていた。あの涙でSEASON3のやり過ぎ感も少し救われました。