IBMの新たなスパムメール対策。

IBMのAlphaWorksに、これまでのスパムメール対策とはまったく異なるアプローチをしたものが登場しました。

従来のスパムメール対策は、主にメールの本文(コンテンツ)の内容からそれがスパムなのかどうかを判定していました。(キーワードが存在するか、や、キーワードの登場回数などから判定。)
しかし、IBMの『FairUCE』(Fair use of Unsolicited Commercial Email)はコンテンツに関わらず、送信者は誰なのか(アイデンティティ、identity)からスパムかどうかを判定するそうです。面白いのは、送信者が誰がよくわからないときにはchallenge/responseを送ってみるというところ。日本とアメリカのお国柄の違いなのかもしれませんが、『目には目を、…』といったところでしょうか。