文書の改ざん防止技術

最近の構造計算偽造事件の対策として、何やら改ざん防止の暗号キーが検討されているらしい。暗号キーって具体的には公開鍵・秘密鍵を指すのか、共通鍵を指しているのか?やりたいことは単純に構造計算データにデジタル署名して、それを検証することによって偽造できないようにするというだけなんだろうか。

タイミングよく、富士ゼロックスさんからXAdES(XML Advanced Electronic Signatures)、長期署名フォーマットに対応した文書管理システムが発表されている。構造計算データをこういったソフトで管理して改ざんを長期的に抑止することもできると思う。

3、4年くらい前にXAdESについて勉強していました。そしてそれを実装した製品開発を提案し、設計も行っていました。いろいろと理不尽かつ権力的な問題でその製品開発はお蔵入りに...。こういうことがあるたびに先見性のなさにつくづくイヤになる...。独り言。