意外と多いAntinnyによる情報漏えい。

僕はWinnyを使わないのでどんな情報が流れているかをリアルタイムに知ることはできない。もっぱらニュースなどに頼るだけである。
セキュリティホール memo http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/』さんで紹介されていた『仁義なきブログ http://ameblo.jp/jingi-naki/』さんがよくまとまっている。

winnyのウイルス[仁義なきキンタマ]を中心にその他ウイルス等による個人情報流出事件に関するニュースを紹介。

毎日のように良く知られた企業・団体の情報が漏れているということがわかる。ニュースや新聞で取り上げられるのは社会的に影響がありそうな大きな企業・団体だけで氷山の一角にすぎないことがよくわかる。これだけ毎日のように情報漏えい事故が頻発していると、そろそろ飽きられてくるのが心配だ。人間の感覚は麻痺するようになっているもの。『またか』、『どうでもいいじゃん』って感じられて、情報漏えいに対する危機感が薄まっていくのではないかと心配でならない。
昔は殺人事件とかってたまにしかニュースで流れるようなことはなかったと思う。殺人事件なんてすごい大事件で大騒ぎだったように憶えている。それがいつの間にか毎日のように日本のどこかで殺人事件が発生し、凶悪犯罪は日常の出来事の一部になりつつある。それこそニュース・新聞で報道される度に『またか』って思ってしまうのである。
今のAntinnyによる情報漏えい事故も物珍しさ、新鮮さからか大きく報道されていると思うけど、これがどうでもよくなってしまったときにはどうなっちゃうんだろう。今はまだ漏えいした情報を使われた二次災害が確認されていないが、大きな事件に発展しないことだけを祈るばかり。そのためには、みんなが忘れないように声を上げていくようにしなければ。そういった意味で『仁義なきブログ http://ameblo.jp/jingi-naki/』さんのサイトは非常に良いと思う。