追跡!ネットワークセキュリティ24時

情報処理技術者試験（ テクニカルエンジニア（情報セキュリティ））の試験日までもう10日間くらいしかない。本屋で一番薄い教本を今頃になって買ってきたけど、まだほとんど読んでもいない状況。
最近はこの本を読んでいた。内容的にはもしかしたら試験に役に立つものかもしれなかったな。（セキュリティアドミニストレータの方が向いているかも）

追跡!ネットワークセキュリティ24時 (IDGムックシリーズ)

感想。

• "リアリティがあるストーリ"という帯の宣伝に期待したが、ノンフィクションなのかフィクションなのかわからないので、リアリティはあまり感じることはできなかった。というのも、何か現実の出来事があってそれをベースにフィクションを作成したような感じに仕上がっている。ただ、やはり架空の組織や仮名だとあまり感情を移入することができなかった。
• ところどころに著者のコメントが入っている。これがイマイチだった。話の腰を折るような感じだったし、後からこうした方が良かったというのも新鮮味のないことばかり。これは多分、僕もコンピュータ・セキュリティの世界で仕事している人間だからだと思う。
• 特に目新しいことはない。ただ、やはりどんなに技術的なセキュリティ対策を実施していてもやはり一番のセキュリティホールは内部の人間であるこというはよくわかるだろう。

僕にとっては内容が薄く期待はずれ。★★☆☆☆。