従業員が3000名くらいの会社で、売上高 1兆8200億円、営業利益 5300億円というのは驚異的な数字であり、とんでもない会社だ。
どんなことをしたら、こんな会社ができるのか?
こんな会社の中ではみんながどんな風に働いているのか?
社員はどんなことを考えているのか?
普通の会社とは何かが違うはずであり、それを知りたくて本書を手に取った。
本書を読んだ限りでは、山内氏、横井氏、岩田氏、宮本氏に代表される個人の才能によって大いなる成長を遂げているようである。
それぞれが自分の才能を発揮できる場を会社が提供し、失敗を恐れずに将来を見通した自由な発想ができるようになっているのだろう。
任天堂には明文化された社訓がないというのもすばらしい。
僕の会社には立派な言葉が社訓して飾られているけど、ウゴウゴaglaslkguaz....。
次の天才たちが任天堂を支えて、発展させていくのだろう。
まさに社員に支えられている会社だ。
すばらしい。
★★★★☆
- 作者: 井上理
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/05/12
- メディア: 単行本
- 購入: 31人 クリック: 408回
- この商品を含むブログ (126件) を見る