ようこそ、わが家へ

池井戸潤さんの最新作がいきなり文庫本で登場となると買わない理由がない。
最新作といっても、2005年頃に連載されていたものらしいから、池井戸潤さんとしては初期の作品となる。


得意の銀行ものに、ストーカーのミステリーを合わせたもの。
主人公はまっすぐに正直に生きる銀行マン。
出世争いは下手かもしれないが、自分に嘘をつかずに生きる姿は気持ちいい。
息子も素晴らしぎる青年だったが、最後には人間らしさがあって、少し安心した。
いつものように読後感はスッキリ爽快。

★★★★☆


最近は日曜ドラマ「半沢直樹」が面白い。
文庫化まで待とうと思ったけど、やっぱり「ロスジェネの逆襲」も読んでおくかな〜。