宰領: 隠蔽捜査5

竜崎署長の原理原則を大事にした行動は、何度読んでも気持ちが良い。
今回の作品では、これまで以上にテンポがいいし、
神奈川県警が竜崎署長に与されていく様は痛快である。


さらに、伊丹刑事部長がすごく良い引き立て役になっている。
竜崎・伊丹の両者がいないと、うまく回らないのだろう。
警察だけでも、こういう二人の上司がいる組織マネジメントって羨ましい。


さらに、息子さんもようやく東大に合格してよかった。


★★★★★


宰領 隠蔽捜査5 (新潮文庫)

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