う〜〜ん、やっぱり面白い。
特許や買収などはこれまでの池井戸潤氏の作品を思い起こさせるものがあるが、
伝統的な足袋やさんがランニングシューズを開発するというストーリーは新鮮。
池井戸潤氏の作品には、いつも仕事に対する教えもいただける。
『ビジネスというのは、ひとりでやるもんじゃないんだな。
理解してくれる協力者がいて、技術があって情熱がある。
ひとつの製品を作ること自体が、チームでマラソンを走るようなものなんだ』
僕もIT業界でソフトウェア開発に従事する。
決して、一人のスーパーマンだけでは製品は出来上がらない。
でも、自分がスーパーマンなんだ、俺の言うことがなぜわからない
って思ってしまうときもある。
当たり前のことだけど、仕事は仲間がいないと進まないことを改めて痛感。
★★★★☆
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (18件) を見る