森友学園問題にしても、加計学園問題にしても、国民には何だかわからない問題だった。
僕自身、何が問題なのかわからなくなってしまっていた。
森友問題は、結局は籠池園長たちが詐欺をしていただけの話だったんだし、
それに対しても、ちょっと尖った教育方針だったから、メディアで取り上げられやすかっただけのことだろうし。
加計学園問題に至っては、さっぱり問題点がわからなかった。
前川前事務次官が突然出てきて、暴露した挙句に、自爆した印象があった。
本書を読んでみて、自分の疑問点もスッキリしたと同時に、
日本のメディアの姿勢も心配になった。
朝日新聞だけでなく、テレビ各局のワイドショーも。
しかし、朝日新聞が間違っているのか、本書が間違っているのかは定かではない。
一人ひとりがいろんな情報ソースを読んで、判断する必要があるんだろう。
★★★★★
徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪 (月刊Hanada双書)
- 作者: 小川榮太郎
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2017/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る