稲盛和夫 独占に挑む

JAL再生の流れから、最近は稲盛和夫氏に非常に感銘を受けていて、いくつか本を読んでいる。


「日本の経済発展のために、日本の電話通信料金を下げなければならない」
稲森氏が私欲を抜きにして、信念を持って、NTTに対抗したKDDIが起業されたとは全然知らなかった。


さらに、無謀とも思える挑戦に稲森氏とともに立ち向かった人達もすごい。
この物語を読んでいると、僕も人生を賭けてでも共にしたいと思える上司に出会いたいものだ。
すごく羨ましいとも思ったし、そういう決断が出来た社員の方々も素晴らしい。


★★★★☆

稲盛和夫 独占に挑む (日経ビジネス人文庫)

稲盛和夫 独占に挑む (日経ビジネス人文庫)

史上最強の内閣

核ミサイルを発射しようとする北朝鮮に日本の内閣が対応できないと諦めてしまって
京都に隠れているという本当の内閣に政権が交替し、日本を救うという物語。


なんというタイミング。
今まさに北朝鮮がミサイルを発射しようとして、世界中は緊張状態にある。
(文庫本の原作は2010年末に出版されている。)


そんな状況下で読んだので、コメディータッチなんだけど、実は本質をついているのではないかと思った。
日本人のほとんどは思っていたんじゃないかということを大胆に痛快に実行していく一軍内閣が気持ちいい。


現実的ではないだけに、非常に面白かった。


★★★★☆

史上最強の内閣 (小学館文庫)

史上最強の内閣 (小学館文庫)