核ミサイルを発射しようとする北朝鮮に日本の内閣が対応できないと諦めてしまって
京都に隠れているという本当の内閣に政権が交替し、日本を救うという物語。
なんというタイミング。
今まさに北朝鮮がミサイルを発射しようとして、世界中は緊張状態にある。
(文庫本の原作は2010年末に出版されている。)
そんな状況下で読んだので、コメディータッチなんだけど、実は本質をついているのではないかと思った。
日本人のほとんどは思っていたんじゃないかということを大胆に痛快に実行していく一軍内閣が気持ちいい。
現実的ではないだけに、非常に面白かった。
★★★★☆
- 作者: 室積光
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/03/06
- メディア: 文庫
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