ドキュメントをXMLフォーマットにすることで、アプリケーションで扱いやすくなったり、ソフトウェア間の互換性が高まるというメリットがある。Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointのファイルフォーマットがXMLになるそうだ。
- ITmedia エンタープライズ:「Open XML Format」は次期MS Officeに何をもたらすか?
- Office 12ではExcel、Word、PowerPointのファイルがXMLベースに - CNET Japan
OpenOffice.orgもXMLフォーマットを使用しているが、オープン標準であるOASIS OpenDocumentフォーマットを採用している。しかし、Microsoft OfficeはMicrosoft Office Open XML FormatというMicrosoftが決めたフォーマットを採用するとのこと。(ロイヤリティフリーでこのフォーマットを使用できるようだが。)
しかし、ファイルフォーマットをXMLにする理由の1つには、相互接続性の向上も挙げられる。せっかくOASISが定めたOpenDocumentフォーマットを使用しないという理由がわからない。確かにXMLにすることで、Officeドキュメントをプログラムから処理しやすくなるというメリットがあるが、XMLを採用した効果が半減するのではないだろうか。
まだまだMicrosoftによるOffice製品の囲い込みが続きそうだ。