販売打ち切りということよりも、IBMはOS/2をまだ売っていたのかということの方が驚きだった。
確かに一度売り始めたものを販売終了し、サポートも終了させるということは難しい。1本も売れていないソフトウェアならそんなことを心配する必要は全くないが、例え1本でも売れてしまった製品はその製品を使ってくれているユーザのことを考えなければいけない。
障害があったらどうするのか。質問などのサポートはどうするのか。
経営側にとってみれば、そのようなことはお構いなしに人員などのリソースを新製品の開発やサポートに回したいと考えるだろう。しかし、その前にユーザに対して事前にサポート終了を連絡し納得してもらい、さらに代替製品への乗換えをフォローしてあげなければいけないだろう。
ところで、電化製品等のように、ソフトウェアは販売開始から何年間サポートしなければならないとか定めている法律はあるのだろうか。聞いたこともないなぁ...。
