X07 ソフトウェア・アップデート

アルパイン VIE-X07のソフトウェア・アップデートをやってみた。
アルパイン社からのアップデートCDの配布は3月26日からとのことだったが、WebサイトからダウンロードしてSDカードでアップデートを実施。やろうと思った直前で2chの「アルパイン製カーナビ」スレでアップデート失敗の事例とかあってちょっとビビったけど。
実際にはSDカードを挿入するだけで正常にアップデートが終了。アップデート後にはVer.1.00→Ver.1.01に変更になっていた。

モービル・メディア・ステーション「X07シリーズ(VIE-X07B/S/B1/S1)」一部不具合発生に関するお詫びとソフトウェア・アップデートディスク配布のお知らせ | ALPINE Japan』に書かれている修正された不具合事象と改善される機能は以下のとおり。

2. 一部にて発生する不具合事象

  • 起動時の注意書き画面でフリーズする
  • 製品使用中に突然再起動が始まる
  • バックカメラの画面が切り替わらない
  • 自車位置マークが回転する
  • 自車位置マークが動かない
  • リルート探索しない

4. ソフトウェア・アップデートにより改善向上する機能

  • 自車位置精度の向上
  • 操作レスポンス向上
  • 高速道路付近を目的地に設定時、高速道路上か一般道かを選択できるコマンドを追加
  • 車速調整機能の追加

アップデート直後にすぐに気づく点は、タッチパネル操作に対するレスポンスが非常に速くなっていること。これは劇的な改善だった。全体的な"モッサリ"感がなくなっていて、むしろサクサクと動作する。
これだけですごくストレスが解消されたと思う。
また、Webサイトで広報されているような改善だけでなく、「OPENボタンでクローズもできるようになった」、「バックカメラ画面でガイドを非表示にするボタンが新設」など、たくさんの細かな改良(修正?)がされているようだ。

このアップデートによってVIE-X07の評価も変わるんではないだろうか。
ただし、まだまだナビのルーティングの問題とかは残っている。さずがにアルパインの以前の機種でできていたことくらいまでは、できるようにしてほしい。そこまで改善しないとスタート位置にも立てていない製品と受け取られる。

また、ソフトウェア・アップデートの配布が今回限りで終わることなく、今後も継続的に公開してくれることを願う。大きな機能追加とかは地図データアップデートとかと合わせて有償にしてもよいと思う。

ナビは決して安い買い物ではなく、できるだけ長く使いたいものだ。メーカのサポートが充実している方がユーザにとっては良いに決まっている。
アルパイン社はどう考えているかわからないが、新しいハードに買い換えてもらって儲けていくよりも、メーカに対する信頼を勝ち取って1つのハードを長く使ってもらい、そのバージョンアップなどで儲けるというビジネスモデルを考えた方がいいんじゃないだろうか。メーカのサポートが良ければ、買い替え機種も引き続きアルパイン社にすると思うし。