最近は実務的な本ばかり読んでいたので、ちょっと疲れてしまった。
そこで、ノンフィクションのもので面白そうな本が発売されていたので購入してみた。
内容はかの有名なムンク作の『叫び』が美術館から盗難され、それをロンドン警視庁の美術特捜班が囮捜査を実施し犯人逮捕・『叫び』を奪還するというもの。これがノンフィクションということで、実に面白い。また、話も合間に過去の美術品盗難に関する別の話がうまく盛り込まれていたり、『叫び』はキャンバスに描かれたものではなく実は厚紙に描かれていたなど、飽きることなく一気に最後まで読んでしまう展開だった。
とにかく楽しい本だった。★★★★☆。
ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日
- 作者: エドワード・ドルニック,河野純治
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/01/24
- メディア: 単行本
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そういえば、3月10日には「ダ・ヴィンチ・コード 」の文庫版が発売されるらしい。映画公開の前には読んでおくべきかな〜。それとも読まずに映画を見るか。楽しみだ。