ドラえもん のび太の恐竜2006

今日は子供たちと映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』を観て来た。ドラえもん映画としては2年振りの公開となる。
これは26年前のドラえもん初の映画『のび太の恐竜』のリメイク版だ。僕は小学生の頃にこの映画を劇場で見たことを今でもしっかりと憶えている。(確か『ゴジラモスラ』が同時上映だった。)僕の生まれたところは藤子不二雄さんの出身地ということもあってか、藤子不二雄作品には非常に思い入れが強かった。この映画も子供たちだけでなく僕自身も非常に楽しみにしていたものだったのだ。
ストーリはオリジナルのように感動的で、内容は現代的にリメイクはされ、笑いも多く取り入れられていて、非常に良くできた作品だと思う。
しかし、やっぱりどこか寂しい感じがした。声優さんが入れ替わっているということだけでなく、どうも絵のタッチが違うことが気になった。藤子・F・不二雄さんの優しいタッチが再現されていないのだ。ところどころ、すごく荒々しく雑な絵になっていることも残念だった。
これからのドラえもんはどんどんと変わっていくものなのかもしれないが、僕たちのようにドラえもんにリアルタイムで育てられた世代には寂しいことかもしれない。