ダ・ヴィンチ・コード

先の日曜日に映画を観て来てその帰りに原作を買ってきた。この1週間をかけて上・中・下と読んでみたところ。
映画は2時間30分と長編であったが、無理やりに中身を詰め込んだ感じがあったので、細かな点を知りたく原作を読むことにしたのだ。予想通り、原作の方がエピソードは多く、映画ではカットされている部分もある。でも、映画の方がよくできていると思わせる場面もいくつかあった。
基本的にはフィクションは読まない主義なので、小説なるものは久しぶりに読んだのだが、なかなか面白かった。どこまでが事実で、どこからがフィクションなのかがすごく気になっているので、もう少し関連する本を読んでみたい。そういった意味では、キリスト教に馴染みがうすい僕らだからこそ楽しめる内容だったのかもしれない。
個人的には映画も原作もそれぞれ楽しめた。原作を読んでから映画を観た方がもっと理解できて楽しめたかもしれなかったと思ったが、映画を先に観て原作を読んだからこそ登場人物と役者が結びついて読みやすかったのかもしれない。もう一度、映画を観たい気分。(まぁ、次はDVDでよいか。)

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

今月、会社の先輩がルーブル美術館に行ってきた。早速、先輩にいろいろと聞いてみたのだが、すごく行きたくなった。とくにこの小説の始めの部分、最後の部分は実際にルーブル美術館を体験したことがないとわからない描写が多いし。
ちなみにその先輩は"ダ・ヴィンチ・コード"をまったく読まずにルーブル美術館に行ったのだ。もったいない...。