僕はApple信者でもないし、Macも使ったことがない。使い方も全くわからない。仕事ではWindows、Unixを使っているから、Macと接する機会がないわけだが、すごくMacはかっこよいと思う。なんていうか、"所有する喜び"みたいなものを感じることができるハードウェアなんだろうな。本当はすごく欲しい。
- 作者: ジェフリー・S・ヤング,ウィリアム・L・サイモン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/11/05
- メディア: 単行本
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Macはわからないのだが、Steve Jobs氏の名前はすごく良く聞く名前だ。カリスマ的な経営者、iPodなどの新製品発表時のものすごいプレゼンテーションとすごく良いイメージがあった。ただ、この本を読む限りではそんなイメージも吹き飛んでしまう。
わがまま。独りよがり。裏切り。
など、いろいろな悪いイメージも残る。しかし、それを補って余りあるくらいに"カリスマ性"や"独創性"といった人々を引きつける魅力をもっている人間だということが理解できる。
フィクションのようなノン・フィクションな話で、すごくのめりこんで一気に読んでしまった。
iPodをもっていて良かったと思わせる一冊。そして、次はMacを買おうと思わせる一冊。
★★★★★。