"暗号解読"、"ビッグバン宇宙論"に続いて読んだSinmon Singhの著書『フェルマーの最終定理』。
文句なく★★★★★である。
- 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
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内容的は"暗号解読"、"ビッグバン宇宙論"にもつながっていく数学の話。フェルマーの最終定理に関連させて、数論に関するいろいろなエピソードがテンポよく語られていて、飽きることなく一気に読み切ることができる。かといって、内容が薄いということもないので、非常に楽しめるものだった。
今も暗号を基礎としたセキュリティ関連の仕事をしているだけに、数学は基本的には好きな方だ。しかし、この本を読むことによって、すごく数学を勉強したくなってきてしまった。かといって、難しいことを考えるだけの知識はなくなっていると思うので、高校生レベルの数学からでも勉強し直そうかと思う。ちょっと本屋に行って数学に関する本でも買ってくるかな...。