なんとなく本屋で見つけて読んでみた本。
こういったハッキング、クラッキングの読み物は面白いので好きな分野。コンピュータ・セキュリティを専門としている人間にとってはどのようにクラッキングされるのかというのは非常に参考になる。攻撃方法がわからなければ、防御することもできない。また、どんなところに脆弱性を見つけ出そうとするのかといったクラッカーの思考回路も参考になる。
技術的に攻撃を仕掛けるところも参考になるが、やっぱりソーシャル・エンジニアリングがすごく参考になる。いくらコンピュータやネットワークといったサイバーな部分を厳しくガードしたところで、物理的なところや人間自身が甘くなっていたら、どうしようもない。人間はコンピュータのようにきっちりとは制御できないものだから難しい。
★★★★★
- 作者: ケビン・ミトニック,ウィリアム・サイモン,峯村利哉
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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