模倣犯

あ〜、疲れた...。でも、非常に満足した心地よい疲れ具合。


最近の本では宮部みゆきさん著書「楽園」が面白そうだったので読んでみようと思ったのだが、その前に「模倣犯」を読んでおいた方が良いということで読み始めた次第。「楽園」は「模倣犯」の続きという設定らしいので、読んでおかないわけにはいかない。


面白すぎて一気に読んでしまい、読書疲れ。
一気に読んだと言っても、文庫本で5巻という超ボリュームがあったので2週間くらいはかかったと思う。文庫本1巻〜5巻の総ページ数は2,519ページ。

実は宮部みゆきさんの著書は初めてなのだが、こんなに面白かったなんて知らなかったことが残念で仕方ない。これは良い本を読んだときにはいつも感じること。本当に僕の知らないいい本がたくさんあるんだから、読んでも読んでもきりがないはずだ。

以前に映画化されたので、「模倣犯」というタイトルは知っていた。なんとなくの内容も知っていた。
でも、その映画は見ていない。この本を読んで、それで良かったと確信した。「模倣犯」という映画を観ずに、本書を読めたことが良かった。こんなに幅が広く、奥が深いストーリをたった2〜3時間の映画で表現できるとは思えない。(主演もまったくイメージが違うし。とても、頭の良い"ピース"とはイメージが懸け離れている。)

これで安心して「楽園」を読むことができる。楽しみなってきた。
ただし、僕の未読の本は、まだまだ積み上がったままなので、すぐに読み始めることはできないが。
でも、また僕はバカの一つ覚えもいいことに、宮部みゆきさんの著書を読み漁ることになるだろう。
★★★★★

模倣犯1 (新潮文庫)

模倣犯1 (新潮文庫)

模倣犯2 (新潮文庫)

模倣犯2 (新潮文庫)

模倣犯3 (新潮文庫)

模倣犯3 (新潮文庫)

模倣犯(四) (新潮文庫)

模倣犯(四) (新潮文庫)

模倣犯(五) (新潮文庫)

模倣犯(五) (新潮文庫)