23年前の今日、1985年8月12日、日航機JL123便の墜落事故が起きた。
事故原因がまだまだ明らかになっていないのだが、その一部分だけでも本書は明らかにしてくれている。
事故調は本当に墜落事故の原因を明らかにしたいのかと疑問を持ち、何かを隠そうとしているのではないかと疑念がわく内容だ。
このような大変な事故にもかかわらず、もしも何か特別な事情を隠蔽しようとしているのであれば、それは日本という国を疑わなければならないことになるだろう。
どこかの省庁の不正なんかではなく、520名もの命をかけてしまったんだから、これからでもいいので誠実な対応を期待したい。
23年経ったこの時期にJALが羽田の”安全啓発センター”で遺品の展示を開始したという姿勢にはちょっと期待が持てる。
いつもの日本の大企業なら”隠したい”、”忘れてもらいたい”というところだから。
ちなみに、ボイスレコーダーとCGが付録のDVDに収録されている。らしい...。
実はまだ僕は観ることができていない。
ボイスレコーダーはTVでも既出で聴いたことがあるけど、今でも正常な状態で聴けるものではないと思うから。
★★★★☆
- 作者: 米田憲司
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2005/06/23
- メディア: 単行本
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