ガリレオ先生はTVドラマは見ていたけど、原作は読んだことはない。
この映画もまだ見ていない。
ちょっとミーハーかと思ったので、本書も少し避けていたのだが....。
読み終わって、
めちゃくちゃ面白かった。
これほどの"献身"というものがあるものだろうか。
結末での石神の叫びはどれほどのものだったのだろうか。
原作を読み、映画を見たくなってしまった。この悲しい事件を実写でどのように表現しているのだろうか。
★★★★★
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: 文庫
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先日読んだ伊坂幸太郎氏の『ゴールデンスランバー』といい、こんなにすばらしい小説を読むと次に読むものが心配になってしまう。
名作がそんなに続くわけではないが、今の状態では普通の小説を読んでも駄作に感じる可能性が高い。
2008/11/30 追記
今日、映画の方、観て来ました。
ちょっとミーハーかと思って敬遠していたけど、原作に負けず劣らず良い作品になっていたと思う。
邦画では久しぶりにイイ作品。
これは原作を先に読んでいた方が楽しめるかも。
さらに数学の『四色問題』も事前に少し知識があるとさらに楽しめると思う。