SF小説(?)っていうのは読んだことがなく、これがはじめてかも。
東野圭吾氏でSF小説っていうのも違和感があったけど、比較的に面白かったと思う。
いつも通りに読みやすいし、結末もそれなりに期待したもの読後感は良かったし。
逆に言うと、あまり新鮮味を感じることができなかったということでもある。
P-13現象は面白い発想だったかもしれないけど、その後の展開とか人間ドラマはそんなに目新しくはない...。
東野氏の新作だからこそ高い期待をしてしまうのだろうけど、失敗することなく安心して読めるという点では満足できる。
★★★☆☆
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: ハードカバー
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それよりも、この本を読みながら、昔、読んだ漫画「サバイバル」(さいとう たかを著)を思い出した。
「サバイバル」は超名作!!
「パラドックス13」は、これの大都市版だと思った。
今度は「サバイバル」でも買ってきて読もうかな。