あんまり何も考えずに、なんとなくタイトルだけで興味を持って買ってみた本。
意外に面白かった。
尖閣諸島の中の魚釣島を中国の私設軍が占領し、それを自衛隊が奪還するというもの。
武器とか戦艦とかの名前はマニアックすぎて、よくわからないものが多い。
でも、なんとなくわかるような気がするので、勢いで読み進めた。
本当にこんな風に魚釣島を占領されてしまったら、自衛隊の部隊が出動したり、
ガンガンとアパッチで攻撃をするとかということは絶対に外交的にあり得ない。
中国とか台湾とかに配慮して、攻撃などもっての他で指を咥えて様子を見ているのが現実だろう。
そして、日本国民はその状況にイライラすると...。
そんなことを考えながら、本書を読んでいたので、「絶対にあり得ないよなぁ〜」というところがすごく面白かった。
最後に敵をあっさりと壊滅してしまう(すごくあっさりと)だが、気分はよかった。
こんな風に感じるのは不謹慎なんだろうとは思うけど、日本人としてそう感じるのはごく当たり前のような気がする。
★★★★☆
- 作者: 大石英司
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 文庫
- クリック: 30回
- この商品を含むブログ (2件) を見る