閃光

三億円事件を題材とした小説。フィクション。


三億円事件に関する本はこれまでも何冊か読んできた。
実は複数犯だったという説や警察関係者に犯人がいたなど、いろいろと憶測がある。
本書はこれらの実しやかな憶測をベースとしているので、すごくリアリティがあるのだと思う。
文庫本で600ページを超えるボリュームがあったけど、集中して読むことができた。


最終的には三億円事件の真相・犯人は再び闇の中に消えることになるわけだが、
それが大事件・三億円事件らしいラストなんだと思う。


★★★★☆

閃光 (角川文庫)

閃光 (角川文庫)