三億円事件を題材とした小説。フィクション。
三億円事件に関する本はこれまでも何冊か読んできた。
実は複数犯だったという説や警察関係者に犯人がいたなど、いろいろと憶測がある。
本書はこれらの実しやかな憶測をベースとしているので、すごくリアリティがあるのだと思う。
文庫本で600ページを超えるボリュームがあったけど、集中して読むことができた。
最終的には三億円事件の真相・犯人は再び闇の中に消えることになるわけだが、
それが大事件・三億円事件らしいラストなんだと思う。
★★★★☆
- 作者: 永瀬隼介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: 文庫
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