管理職にとっては必読の書だと思う。
上司によるパワハラだけのことを言っているのではない。
職場・チームの環境や雰囲気を含めて、それを作り上げているのは管理職の責任。
最近は利益至上主義になってきているが、
こういう時代だからこそ、人材が一番大切なのを日々痛感するようになってきた。
やはり会社にとっては人材が最も大事な資本であって、みんなを大切にしていかないと
目先の利益も会社の将来も何も無い。
せっかく優秀な人材であっても、メンタルに問題を抱えてしまっては
十分に力を発揮することができなくなるし、最悪の場合には離職につながる。
管理職たるものは、この手をことをちゃんと理解しておかなければならない。
悪い事例にも頷いてしまうことが多いことが残念。
うちの会社もヤバイということか...。自分が何とかしないと。
★★★★☆
こんな上司が部下を追いつめる―産業医のファイルから (文春文庫)
- 作者: 荒井千暁
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: 文庫
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