本田宗一郎さんは僕が最も尊敬する人の一人。
破天荒な伝説がたくさんある方だけど、すごく人間的な暖かさを感じる。
本田宗一郎さんの本は若い時から何冊も読んできたので、特に目新しい逸話はなかったけど、
この伝記は第三者的視点だけで描かれているのではなく、伝記にしては珍しく
著者の考えが大いに主張されているものと思う。良い意味で。
仕事には非常に厳しいんだけど、世界中の多くの人々、工場や営業の現場の方々から
アイルトン・セナのようなスーパースターに至るまで様々な人々に愛された偉人。
僕も本田宗一郎さんの部下として働きたかったと思う。
本田宗一郎さんが川本社長就任時に伝えたという言葉。
これは人の上に立つ者に対しては、短いけど大きな意味を持つ言葉だと思う。
『社長は心棒だから振れるなよ』
僕も大事にしていきたい言葉だと思った。
★★★★★
本田宗一郎―やってみもせんで、何がわかる (ミネルヴァ日本評伝選)
- 作者: 伊丹敬之
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 単行本
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