いくつかの本屋さんの店頭で大々的にPOPで宣伝し、平積みされているのが気になっていた。
私が本屋さんで文庫本を買って帰ると、実は妻のこれを買っていて読んでいるところとのこと。
(面倒だけど、返品させてもらってきた。)
こんなに宣伝しているから、文庫化されたばかりなのかと思ったけど、2009年2月出版でそうでもない。
では、映画化やドラマ化でもされるのかというと、そういう話もないらしい。
...
普通に買って読んだ本だったら、まぁまぁ面白い内容だったと思う。
でも、こんなに期待して読んだものだから、期待外れ感が非常に強い。
あまりに平凡な内容だし、
ストーリ中に伏線として張られていたいくつかのものが放ったまま終了するという何とも後味の悪さが残る。
どうしてこんなに本屋さんが寄ってたかって宣伝しているのか?
(何かのキャンペーンか?)
本屋さんがグルになって騙された感じがする。
★☆☆☆☆
- 作者: 樋口有介
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/02/01
- メディア: 文庫
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