日本のIT業界で働くものとして、わかっているつもりではあった。
でも、ここまで侵食されているということには驚きであり、認識したくない事実だった。
日本のメーカは、やっぱりグローバルでビジネスするにはお人好しすぎるのかな...。
しかし、日本から新しいイノベーションが生まれなくなったことは、日本の業界の構造的な問題が原因だと思う。
だから、その責任をアップルや韓国・台湾・中国メーカーのせいにすることは本末転倒なこと。
でも、日本のメーカーが変化しようとする元気を吸い取られてしまっているから、
これから復活することは相当な困難を要するだろう。
誰かのせいにしたくなるのも理解できるけど、文句を言っても仕方ないので、頑張るしかない!!
★★★★☆
- 作者: 後藤直義,森川潤
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/07/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (13件) を見る