竜馬がゆく⑤、⑥、⑦、⑧

文庫本で全8巻、ようやく読了。

10月下旬から読み始めて約3ヶ月くらいかかってしまったが、非常に読み応えがあり、こんなに長かくかったにもかかわらず、最後には読み終わってしまうのが残念で仕方なくなり、まだまだ読み続けていたかった。

しかし、大政奉還実現後、坂本竜馬の人生も終わってしまい、竜馬の物語は続けることができない。
それはわかっているんだけれども・・・

坂本竜馬という幕末の英雄は知ってはいるものの、NHK大河ドラマも観る習慣のなかった自分はその具体的な功績についてはほとんど知らなかった。

そういう人生を送ってしまっていたことが残念でならない。

坂本竜馬は他の幕末の志士とはちがって、一段も二段も広い世界や先の未来を見て、私利私欲、自藩のことではなく、『日本』のことを考えて行動していた。
だからこそ、多くの人に慕われ、多くの人の心を突き動かし、大政奉還という平和的革命を実現することができたんだろう。

こういう姿勢は、今の人生、会社生活においても同じなんだろうなぁ。
自分だけのことを考えるのではなく、全体的な視点で考えることこそ、結果的にいろんな人に協力を得ることができて、成就するように思う。

ちょっと自分の人生観が変わりそう。

★★★★★