仕事で使うBlog。

このBlogはプライベートなもの。会社では自分でApachetDiaryNamazuなどのOpen Sourceを使ってBlogサーバを作り、会社では会社なりのBlogの使い方をしている。
会社ではプライベートなこのBlogとは違って、

  • 自分が勉強したことを書き留める。サマリー程度。
  • Webサイトで仕入れた市場動向のリンク。
  • 思いついたこと、これからやらなければならないことの備忘録。
  • ソフトのインストール/設定ログ。

と、ToDoリストやメモ帳といった使い方をしている。

この記事のように自分の会社のBlogがナレッジマネジメント(知識管理)となっているか、と言われると"なっていない"と思う。理由は単純で組織的に社内Blogを行っているわけではなく、個人的にひっそりとBlogっているだけだから、まだまだ参照アクセス数が非常に少ない。また、自分のために書いている記事がほとんどであり、恐らく第三者が読むには難しすぎる内容のものが多い。(自分の仕事の専門的なことを書くことが多く、同じ会社の人間であってもあまりわからないかも。)
本来であればナレッジベースとして使えるものがいいとは思う。ただ、そのようなシステムを担うものとしては個人のBlogではなく、グループでWikiを使った方が良いのではないかと思ってしまう。

また、最近のBlogに関する記事ではこんなのもあった。

個人的には小寺信良さんの記事は好きでよく読むんですが、今回はあまり共感を持てなかった内容だったなぁ。残念だけど。
確かにBlogというシステムが普及することによってInternetでの情報量が無闇に大きくなってしまった感じはする。Googleで検索してもBlogサイトが上位にヒットすることも多くなってきたし。しかし、大抵の場合にはBlogサイトでは元記事へのリンクだけが載っていて、もう1回クリックしないと本当に探している情報にはたどり着けないことが多いのは経験上、確か。
ただ、だからといって、そういったBlogサイトが悪いというわけではない。そういうBlogサイトに書いてあるちょっとした記事からヒントを得たりすることも稀にはあるし。
Blogサイトの日本語がどうのこうのっていっても仕方ない。Blogはシステムであって、それをどういう目的で利用するかはユーザが決めることだから。また、そのBlogを必要としている人がいる/いないに関わらず、存在価値はあるのではないだろうか。例えInternet上のBlogサイトであっても、利用方法がその所有者個人の完全なるプライベートな備忘録程度であれば、他の誰からもアクセスされなくてもその所有者にとっては必要なサイトなのであろう。

では、このBlogはどうなんだぃ。> 自分。
確かにInternet上の誰かに読まれていることを想定して記事を書いている。だから、単に自分勝手な自己表現ではなく、誰か第三者にとっても有益な情報であることを心がけているつもり。少しでも人の役に立つ情報や考えがあればと願う。
でも、自分勝手な記事があるだろう。しかし、Internetという世界では情報の受信側でどう受け止めるかよって、それが善なのか、悪なのか、無なのかは異なってくる。そう考えれば、このBlogに書いている記事はどこかで誰かの役に立っていればいいと思う。