初めてのEXECUTIVE CLASS。

サンフランシスコから日本への帰りの便で人生で初めてのエグゼクティブクラスを体験した。
もちろん僕みたいな平社員が会社のお金でエグゼクティブクラスに乗せてもらうことなんてできない。JALのCRYSTALステータスで国際線アップグレードクーポン券を1枚もらっていたのでこの機会に使ってみたのだ。ちょうど有効期限が2007年3月末までだった。このクーポン券をもらったときには絶対に使うことはないと思っていたのだが、何が起きるかわからないものだ。捨てずに大事に持っておいて良かったよ。

空港でのチェックイン・カウンターから違う。エコノミークラスのチェックインにはたくさんの人が並んでいるのだが、エグゼクティブ、ファーストのチェックイン・カウンターはがらがらだ。

チェックイン後には空港内のJALサクラ・ラウンジを使うことができる。もちろん飲食も無料でサービス。

飛行機に搭乗するときも、ファーストクラス、エグゼクティブクラスが先に優先搭乗できる。降りるときもこの順番。帰りの荷物もこの順番で渡される。何もかもエコノミークラスとは差別化が図られているわけ。だからすごい優越感。
飛行機に乗って驚くのはそのシートの広さ。JALのシェル・フラット・シートもすごいのだが、前方のゆとりがすごい。僕はちょうど一番前で窓側だったんだけど、足を伸ばしても全然前の壁には届かない...。

成田→サンフランシスコのときにはもちろんエコノミークラス。隣には体格のよい(幅の広い)アメリカの老夫婦の方が座っていて僕は8時間も小さく座っているだけだったし。

コートとかもちゃんとハンガーにかけて預かってくれるし。
やっぱり国際線のサービスでもっとも異なるのは食事だろう。
お昼ご飯は和食を選択。

  • 前菜
    • 海老 柚子味噌焼き
    • 鴨 柚庵焼き
    • ムール貝 黄身酢かけ
    • 生あわび
  • 向付
    • 鮭 塩焼き
  • 小鉢
    • ひじきの旨煮
  • 台の物
    • 牛 すき焼き風
  • 御飯、香の物、味噌汁
  • デザート
    • チーズとフレッシュフルーツ

2回目の食事も和食を選択。カレーは食べるでしょ。

食事の合間にも好きな食べ物や飲み物をいただくこともできる。サンドウィッチを食べながら本を読んだり、寝起きにはコーヒーを頼んだり。こちらからお願いしなくても、フライトアテンダントの方はよいタイミングで聞いてくれるし、いたれりつくせり。
飲み物では『JALオリジナルドリンク“スカイタイムゆず”』はおいしかった。
一度こんな贅沢な旅を満喫してしまったら、もうエコノミークラスには乗れないと思う...。
すごく良かったけど、抜けることができない贅沢病にかかってしまったんだろうな。もう戻れないよ。