敬語を正しく使うことは日本人として当たり前のことかもしれないが、すごく難しいこと。
尊敬語、謙譲語、丁寧語。
日本語ってどうしてこんなにむずかしいのだろうと思う。
- 『お嬢様がご結婚されたそうですね。』は「ご」が多い。
「〜される」は尊敬語であり、それには「お」や「ご」はつけないということ。
この文章も「結婚される」という尊敬語に「ご」をつけて謙譲表現になって誤りとのこと。わからん。
- 『愛犬には高齢犬用の食事をあげています。』
これは飼い主が犬に謙譲語を使ってへりくだった表現になっているとのこと。
これもごく普通に使いそうな日本語だが、飼い主と犬の立場が逆転しているとのこと。
- 『電話の便乗はマナー違反』
敬語とはちょっと違うマナーについても書かれている。
電話がかかってきたついでに、こちらの用件も話すということは僕もよくやってしまう。
でも、これがマナー違反らしい。反省。
もう立派な大人(?)になった日本人としては当然ながら身につけておかなければならない話し方だ。
本書に書かれているほとんどのパターンは当然ながら知っていることだったので、何を今更という感じでもだった。
しかし、たまにこうやって自分でもビックリすることがわかって、勉強になった。
★★★☆☆
頭がいい人の敬語の使い方―仕事がデキる人間が使う究極の話術 (日文新書)
- 作者: 本郷陽二
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 新書
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