こんな高校生の青春小説なんて、ケッ!!
って思っていたけど、意外にも面白いじゃないか。
冷静に読めば、すごくキザで臭いセリフもある。
登場人物の設定にもちょっと無理があったりもするし、
キャラクター設定も濃かったりする。
細かく気になることを書き出すとキリがないかもしれない。
そういうのがたくさんあったとしても、
高校生&男女&青春という理由で許されてしまうことがあるのだろう。
爽やかな読後感で、気持ちのよい作品だった。
僕ももう一度、高校時代に戻りたくなってしまった...。
★★★★★
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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