『君たちに明日はない』の続き。
これを読むと、自分にとって仕事って何なんだろうかと考えさせられる。
仕事が出来ているという幸せを感じると共に、
本当に今の仕事は自分のやりたかったことなのだろうか、まだ20年もこの仕事をやっていくんだろうか、
と真剣に考えなければならないはずだ。
しかし、僕には家族もいるし、家のローンだってある。
悲しいけれど、もうガチガチに縛られてしまっているので、そんなことをマジメに考えて結論を出すこともできない。
リストラ屋さんの話しではあるが、読み終わった時に爽やかな気分なのは不思議だ。
★★★☆☆
- 作者: 垣根涼介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/11/01
- メディア: 文庫
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さらに続編として『張り込み姫 君たちに明日はない 3』というのも出版されているらしい。