ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士

残りのページが少なくなるにつれ、ミレニアム3部作を読み終わってしまうことが非常に残念に感じる。
ゆっくりとミレニアムの世界を堪能しながら、読み進めたい。
こんな気持ちになる小説は初めてかもしれない。


内容に関しては、全くもって言う事なし。
『ミレニアム2 火と戯れる女』からの続いた一連のザラチェンコ事件が一応の区切りを迎える。


次に繋がりそうなリスベットの妹はすごく気になるところ。
しかし、残念ながら『ミレニアム』の続編を読むことはもうできない。
作者であるスティーグ・ラーソン氏は『ミレニアム4』を執筆中に心筋梗塞で亡くなっている。
5部作となる構想だったというから、我々にとっても悲しい出来事。


スウェーデンに行ってみたいし、
その前に今週末から上映される映画(ハリウッド・リメイク版)も観に行きたい。


★★★★★


ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム3  眠れる女と狂卓の騎士(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)